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2009年3月 4日 (水)

貸株のリスク

ところで、マネー誌は記事の内容がかぶることが多いと思えるのは気のせいだろうか?季節ネタというわけでないのに。なぜそんな疑問を持ったかというと、今日のネタがマネージャパンと日経マネーに掲載されていたからです。

MONEY JAPAN (マネージャパン) 2009年 04月号 [雑誌]
角川 (エス・エス・コミュニケーションズ)

そんな貸株のリスクについて紹介してみます。

まずは貸株の説明から。貸株というのは、自分の持ち株を証券会社に貸し出して、貸株金利を受け取るサービスのこと。だいたい金利は0.5%らしい。

貸株金利が0.5%の場合、100万円の株だと1年で5,000円が金利として受け取れる。しかも、株を証券会社に貸している間も、配当は受け取ることができるので心配ない。さらに株主優待については、権利確定日だけ貸株から外すサービスもあるので、抜かりはない。金利がつく分貸株したほうがお得なんじゃ?と思ってしまったが、実はそこには落とし穴が・・・

株は証券会社に預けている間は、証券会社の資産と区別して「分別管理」されています。そのため、証券会社が倒産したとしても、預けた株は戻ってきます。

しかし、貸株は消費賃借契約となるので、貸した株は分別管理の対象とならないんです。要するに証券会社が倒産したら貸した株は戻ってこないんです。大手証券であれば、簡単に倒産しないだろうと考えるかもしれませんが、証券会社がさらに別のヘッジファンドに貸し出していたら、そのヘッジファンドの倒産により返ってこないこともありえます。

証券会社は貸し出す株の需給バランスによっては、0.5%で借りた株を機関投資家に15%の金利で貸し出せることもあり、そこそこの商売になります。しかし個人投資家が、年間0.5%のために全額を失うリスクにさらすなんて、冷静に考えれば割にあいませんよ。

一見おいしい話にも、実は大きなリスクがあるという話でした。

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