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2009年4月30日 (木)

日経平均のPERが算出不可に

先週末、ついに日経平均のPERが算出不可となった。メガバンクや大手証券会社の業績修正が響き、日経平均構成銘柄の損益合計が赤字になったことが原因だ。

PERは以下の式で表され、利益の何倍まで株価が上がっているのかを示しています。

PER=株価÷一株利益

年間1億円の利益を出す企業を、10億円で丸ごと買えば10年で投資額を回収できます。だからPERは10倍になります。この意味が分かっていれば、利益がマイナスだと計算する意味がないことは理解できるでしょう。赤字だと回収できませんもの。

そもそも、こんな急速に悪化した環境下ではPERなんてナンセンス。先ほど例に出した企業の利益が1千万円まで下がれば、PERは100倍に上昇し、利益が100万円になればPERは1000倍だ。そして算出できないから、企業の価値がなくなる訳ではない。PERは平時でこそ参考になる指標とまーくんは考える。

じゃあ、そんな景気悪化時の企業価値を何で計るかと言えば、それはPBRだと思う。ちなみにPBRの式は以下。

PBR=株価÷一株あたりの資産額

この式から分かるのは、PBR1倍が重要な意味を持つということ。PBRが1倍を下回る状況では、企業の資産額のほうが株価よりも大きく、株価は割安なのだ。逆に1倍を上回れば割高だ。

当面の日経平均もPBR1倍を目安に考えると良いだろう。現在、日経平均のPBR1倍水準は8,700円~8,800円。いまは割高な株を買える状況ではないので、このあたりが妥当な水準と考えています。

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