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2010年7月12日 (月)

ファンダメンタル分析とテクニカル分析からみた株価動向の読み方について

今回は楽天証券11周年記念投資セミナーより、福永博之氏の講演「ファンダメンタル分析とテクニカル分析からみた株価動向の読み方について」です。

いつものごとく、まーくんなりに講演内容を噛み砕いて、まとめたつもりです。
もしかしたらまーくんの理解が足りず、講演者の意図と違った内容となっているかもしれません。ご了承ください。

内容を一言でまとめると「好決算で買ってもいい株とダメな株」です。

最初は現在の相場について。

日経平均は9,050円を割り込むのかがひとつのポイント。
民主党に政権交替した翌日の高値から安値までが90日チョット。
そこから4月高値まで90日チョット。
もし9,050円を割り込むようなら、90日かけて安値を形成しにいくだろう。
(7/12現在、9,050円は割り込まずに反発したので懸念は払拭されたか?)

つぎに売買タイミングのお話。

ファンダメンタルを重視して取引するのはかまわない。
しかし、ファンダメンタルだけでは売買のタイミングまでは分からない。
そこでテクニカルも組み合わせて売買する必要がある。

たとえば好業績を発表したあと、株価は下げ押し目と思い買ったら、ずるずる下落。
こんなことありませんか?

決算を見るときには、以下の4つに注目する必要があります。

  • 業績内容
  • 業績内容の予測値
  • 業績内容の実績値
  • 予測値と実績値との誤差

この決算発表後の動きを、パターン別にまとめたのが以下です。

パターン1
業績予想は良いが株価は横ばい。
この企業が予想通りの良い決算を発表。

これは株価が上昇するパターン。
もともと予想が信頼されていなく、株価に織り込まれていなかった。
そのため株価は横ばいで推移。
そこに予想通りの好決算が発表されて株価は上昇するのだ。

パターン2
業績予想は良いが株価は横ばい。
この企業が予想に反して悪い決算を発表。

もちろんこのケースは株価下落につながります。

パターン3
業績予想は良いが株価は下落。
そこに悪い決算を発表。

株価はさらに下落するでしょう。

意外と投資家は業績予想を知らずに、新聞などに掲載された50%増益などの景気の良さそうな記事で買ってしまうことが多いそうです。
この場合、業績予想がどの程度で、実際がどうだったかが重要になるのです。

ここまでで薄々気づいているかもしれませんが、現在の相場はまさにパターン3。
市場全体で30~50%の増益を発表しているというのに、平均株価は下落

これが次の決算では悪化すると予想されます。
そうなると底割れの恐れあり。2番底へ向かう展開へ。

講演をまとめです。

・ファンダメンタル
3ヶ月に一回の決算は必ずチェックすること。
業績が良いまたは改善傾向。予想を上回るなら買い、ホールド。
業績が悪いまたは悪化傾向。予想を下回るなら売り。

・テクニカル
日足、週足、月足のすべて(トレンド)が上向き
株価の戻り局面では、長期チャートで節目をチェック。

いまの局面では、業績が悪いと言われているものから、改善している銘柄を探したほうがパフォーマンスはいいかもしれません。

しかし日経平均が9,000円を割り込み、安値をつけることがあれば是非買ってください。
将来の宝物となることは間違いないでしょう。

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コメント

為替に振り回される相場が続いています。 難しいですね。 今日は勉強させて頂きました。 ありがとうございます。

投稿: 株式勝男 | 2010年8月17日 (火) 11時45分

株式勝男さん

はじめまして。

いまの相場は為替だけを気にしてればいいので、逆に簡単なのかもしれませんね。

投稿: まーくん | 2010年8月17日 (火) 23時44分

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