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2012年2月16日 (木)

2012年米国経済・株式相場の見通し

楽天証券新春講演会より、堀古英司氏の「2012年米国経済・株式相場の見通し」です。

講演を自分なりに噛み砕いてまとめたつもりですが、内容に誤りがあるかもしれません。
その点をご了承お願いします。(指摘していただけるとありがたいです)

今年もっともチャンスのある商品はドル円(為替)だ。

これまでアメリカや欧州は通貨の供給を増やしてきた。
しかし、日本はM1(マネーサプライ)の増加がなかったため、円高となるのは当然の結果。

なぜ日銀は通貨の供給を増やさないのか?
それは日本とアメリカで中央銀行の使命が違いによるものです。
日銀はその使命として「物価の安定」が課されていますが、FRBには「物価の安定」に加えて「雇用の最大化」が課せられています。
FRBは通貨の供給により雇用の回復する役目もあるが、日銀はそこまでの使命がないためだからだ。

だが、ここにきて日本もようやく通貨の供給を始めた。
日米で金利差がなくなったいま、為替はマネーの量で決まる。

2012年はドル円の転換点。
米国の景気は10年サイクルで動いています。
下落の5年が経過し、これから上昇の5年を迎えようとしています。

金融ショックにより公的債務が増えるのは過去の歴史からみれば当たり前のこと。
公的債務がピークに達するころ、民間債務はかなり圧縮されて、景気は回復基調へと向かう。
しかし、企業は債務が減り、質が高まっているが、ソブリンリスクを恐れて手を出さない。
こんなに良い投資機会はない。

いまアメリカ株式は12年前の水準で購入できます。
為替(ドル円)を勘案すると当時の半分と、非常にバリュエーションが安い
配当利回りが10年債利回りより高いという、リーマンショック時以来の状況で、これはもはや異常
FOMCで、この先2年以上金利は上がらないと発表がありました。
そのため、債権の利回りが上がることはないので、上がるのは株価のほうである。

さらに住宅市場は底打ちの気配を見せている。
先行指標の住宅市場指数は急回復をしています。
ケースシラー指数が上がるころには、メディアが住宅市場が回復したと一斉に騒ぎ出すでしょうが、その時ではもう遅いのです。
欧州で何が起きようとも、米国の住宅指数はまったく影響を受けません。

最後に欧州債務危機

解決策は2つ。
財政による解決と、金融による解決だ。
財政による解決はEU10数か国の合意が必要となるので無理

そうなると金融による解決となる。
EUでは条約により自国で通貨を発行できない。
そこでECBも徐々に通貨を発行する方向に動いている。
これにより3年の時間を稼げる。
通貨量が増えれば、副次的に金価格の上昇もある。

そんなわけで逃避先として円が買われているのだ。
こういった資金はすぐに引いていくだろう。
これが最初に述べたドル円が今年最もチャンスがある理由だ。

2012年前半にドル円は最大の買い場を迎える。

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