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2012年8月25日 (土)

波乱の2012年! 今年後半の世界経済と金融市場の動向

楽天証券サービス開始13周年記念セミナーより、今井雅人氏の「波乱の2012年! 今年後半の世界経済と金融市場の動向」です。

講演を自分なりに噛み砕いてまとめたつもりですが、内容に誤りがあるかもしれません。
その点をご了承お願いします。(指摘していただけるとありがたいです)

講演を聞いてから1ヶ月半が過ぎていますが、書き残しておこうと思います。

IMFの世界経済見通しが急速に下方修正されている。
また、ECBも金利を下げきってしまったため、量的緩和しか道は残されていない。
これは、かなりの危機的状況

一方、日銀は戦時中のトラウマからハイパーインフレ懸念している。
日銀は十分にコントロールできているのだから、過去のトラウマなど恐れず、ちょうど良い頃合いまで、インフレを進めればいいと、今井氏は言う。

米国経済の回復のポイントは雇用と住宅である。
雇用は、ここのところ足踏み状態
しかし、住宅には明るい兆しが見え始め、徐々に回復している。
ケースシラー指数は要注目。
さらに現在4%程度ある米国銀行不良債権比率が、3.5%まで下がることが必要である。

欧州ではギリシャの粉飾決算、スペインの不動産バブル崩壊
このように北と南で状況や経済力が大きく違うのに、同じ金利であることがユーロの大きな問題。
緊縮財政しか残されていない。
10年債利回りからみると、投資家はユーロを信頼していないことが良くわかる。

今井氏は、ギリシャをユーロから抜けさせるのが最善と考えている。
ギリシャがユーロから抜けると、ギリシャ通貨のドラクマが暴落
ユーロ建ての借金の返済ができずに破綻
いったんは破綻するが、そこから復活するだろう。

中国の経済指標はいい加減だが、信頼できる指標もいくつかある。
電力使用量、銀行融資残高、鉄道貨物輸送量の3つだ。
しかし、これらすべてが下落基調なのだ。

1ヶ月に二度も金利を下げてるほどなので、相当深刻な状況なのであろう。
また、インド、ブラジルの景気の落ち込みもヒドイ
唯一、東南アジアだけが比較的強め

豪州は、自国が海外の影響をより大きく受けることを熟知している。
そのため豪中央銀行は他国よりも早く動く。
2011年に金利を上げたのも豪州だけだ。
そういうことから、豪州の動向は世界経済を見るうえで要注目なのだ。

総括すると、日本株は大きく下がらない。
日本の経常収支は、貿易収支の影響により縮小
経常収支が縮小すれば円安要因となり、そこに米景気の回復が重なりドルは底打ち

いま現在は悪材料は多い。
しかし、長期投資であれば新興国が下げる場面は、絶好の買い場になるだろう。

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