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2013年1月24日 (木)

2013年米国経済・株式相場の見通し

楽天証券新春講演会2013より、堀古英司氏の「2013年米国経済・株式相場の見通し」です。

毎度のことですが前置きしておきます。
講演を自分なりに噛み砕いてまとめたつもりですが、内容に誤りがあるかもしれません。
その点をご了承お願いします。(指摘していただけるとありがたいです)

マネーストック(M1)現金、預金
日本は536兆円。米国は2.3兆ドル(196兆円)

米国はQE1~3で230兆円の資金を供給した。
M1とドル円は正の相関がある。
5年で米国は45%増加したが、日本は10%。円高になって然り。
「何もしない≠ゼロ」で、「何もしない=マイナス」の時代へ突入している。

変動相場制というのは、個人が為替のリスクを負うこと。
円高だからうんぬんなんて言葉はただの言い訳。
為替ヘッジなどの手段でどうにでもなる。

これからは円安の時代。
円売りしていかないと、購買力がどんどん落ちていくリスクを抱えている。
売った円に利益が出たら、利食いはしても良い。
ただし、円資産が増えるだけで、結果相殺されてしまう。

今の米国で足りないものは、住宅市場の回復
FOMCで住宅ローン証券を毎月40億ドル買い入れしている。

これにより、景況感を表す住宅市場指数は急回復。
ケースシラー指数は1年ほどのタイムラグがあるため、まだ目立って上昇していないように見える。
住宅市場が回復すれば、量的緩和の必要性はなくなる。
これも長期的にドル高要因。

次に最大の投資は「教育」
子供の教育費を親が支払うことに税金はかからない。
子供に良い教育を受けさせるには、将来欧米の大学に行かせることも検討すべきだ。
その時に円安になっていると、計画が遠のいてしまい、選択肢を狭めることになる。
そうならないためには、ドルで資産を持っておく必要がある。

いまの米国には株式投資に有利な3つの条件が揃っている。

  1. FRBが緩和姿勢の時→2015年まで緩和は決定事項
  2. .マーケットが怖がっているとき→政治にねじれが発生。債務上限に関する進展にかかわる
  3. 割安であること→10年債利回りより配当利回りのほうが高い

いまは、もう米国株を買うしかない状況だ。

では、どんな銘柄を買えばいいか、一つは高配当銘柄。
年末年始のニュースで配当にかかる税率が、これまでの15%から43.4%に増税されるとの見方だった。しかし現実は20%で決着。
懸念により低調だった高配当銘柄が戻してくるだろう。

もう一つは復活の順番から見ていく。
順番はリーマンショックでダメージを受けていった順番と同じ。

  1. 住宅建設株←Lennar+98%、Pulte187%とすでに上がっている。
  2. 金融保証会社(モノライン)
  3. 政府系住宅金融機関(ファニーメイ等)
  4. 大手証券会社
  5. 銀行・自動車大手

投資のし易さという観点から、大手証券会社が辺りがおすすめだ。

また、テクノロジーでは、アップルやグーグルですら、PER、余剰現金、成長性など十分に買える水準。

今年は何もしないことが大きなリスクとなるだろう。

以上、堀古英司氏の講演でした。

 

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